クラウドワークス 1ヶ月やってみた
こんばんは!Sayurisakanaです。本日は、過去にinstagramで投稿していた中でも特に保存数が多かった、「クラウドワークス 1ヶ月やってみた」話について、記事をまとめました。
クラウドワークス開始当時(2022年)のお話になります。
隙間時間とかじゃなく、基本平日の時間をクラウドワークスに費やしてやっとここまでという、感じでした。
これからデザインを仕事にして、クラウドワークスでやっていくか考えている方のご参考になれば嬉しいです。
この記事を読んでほしい方
読んでほしい方
- クラウドワークスをこれからはじめようと思っている、デザイン初心者の方
- クラウドワークスに登録したが、案件が取れず困っている方
- クラウドワークスに登録後、何から始めればいいかわからない方
実際にやってみた案件
内訳(お客様数10件 合計44000円)
- チラシ 4
- バナー4
- パッケージ 1
- フォーマット 1
クラウドワークスは報酬額より20%手数料で引かれます。手数料はワーカー負担になるため、手元に残る報酬はかなり安くなる印象でした。
20%はやはり大きいですよね💦
やってみた感想
1.単価が安い
デザイン事務所やデザイン会社が受注するケース、他のクラウドソーシングで受注するケース、直接個人で受注するケースに比べ、クラウドワークスはデザイン料の単価が全体的に安い傾向にあります。
理由としては、デザイン相場を知らない個人や個人事業主などが発注しているケースが多いことが挙げられます。
ただ低単価であることは、参入する同業他社が少ないことを意味するので、デザイン初心者がスタートを切るには始めやすいと思います。低単価な案件が続く分、それを続けるだけの忍耐力と精神力がいると感じました。
2.相性が合わないクライアントがいる
自分のスキル不足などの要因はあるかも知れないですが、何度ラフや清書を納品してもOKが出ないクライアントは一定数います。
スキルがある人でも、低評価はやはりつきものです。スキルがある人は母数も多いので、少しの低評価ではあまりダメージを受けません。
ただ、クラウドソーシングを始めた初期に、クライアントからの低評価を喰らうと、それを参考に次のクライアントがプロフィール欄を見るので、次の仕事の提案が通りづらくなります。事前のやりとりなどで早めに気付けるようにしましょう。
また、納品の際や提案後のデザインのイメージが違う場合、対面ではなく基本メールでのやり取りのみになるので、対面では言えないような尖った言葉をもらうことがあります。メールだけののやりとりでしんどさを感じる方もいるかも知れません。
3.最初は全然案件(応募)が通らない
未経験で案件に応募すると、ポートフォリオのクオリティが相当高くないと、実績もないため応募が通りません。続けていくと案件が貰えるようになるので、諦めずにまずは1つ、確実に案件を取れるように応募しまくりましょう。
4.短納期の案件がおおい
個人的な感想になりますが、ランサーズに比べてクラウドワークスの方が短納期の案件が多いように感じました。ただその分、応募期限が短いので応募数が減り、ライバルが一気に減ることになるので、間に合いそうな期日であれば応募することをオススメします。
どのように進めたか
1.固定報酬案件のみ応募
前述の通りで、コンペはデザイナーのスキルがいくら高くても、採用を決めるのはクライアントです。つまり、クライアントの好みが左右するので、コンペ当選は運頼みな感じがしました。
私も実際に10件以上応募しましたが、1件も採用されませんでした。一度経験した後はコンペは時間と精神を消耗するだけだと実感したので、基本やるのをやめました。どんなにスキルがある人でも、結局はクライアントの好みに依存するということを身を持って感じました。
2.ポートフォリオサイト作った
サイトを持っているのでポートフォリオ以外にも、実績をアピールできました。サイトを持っていることが仕事につながるパターンも実際にあったので、自分のサイトを持っていて良かったです。
3.自己紹介文は、お客様へのメリットとスキルをしっかり書く
自己紹介文を充実させることはとても大切なことです。クラウドワークスで必ずクライアントが確認するのがこの自己紹介文になります。この自己紹介文でしっかりアピールすることが仕事の受注につながります。
信頼できるワーカーか、スキルに問題はなさそうかなど、自分の仕事に対する姿勢はしっかりとアピールしましょう。
4.応募の際は、できそうな案件を片っ端から全て応募する
案件に応募しようと思った時に最初に考えるのが、実際に受注したら自分にはできるかどうかです。できそうであればまずは応募してみましょう。
あまりにも難しそうな案件に応募してしまうと、納品まで行けない可能性や、最悪の場合契約終了の可能性もあります。そうなるとクライアントにも迷惑がかかってしまいます。
まずは、自分にできるのかどうか。できそうな案件・やってみたい案件は手当たり次第応募してみるといいと思います。
5.価格設定について
価格は幅がある場合は最安値で提案しました。クライアントは応募者に気に入ったデザイナーがいない限り、安ければ安い方を選ぶ場合が多いです。実際に私も最安値で提案した案件は、採用されやすかったです。
気をつけた方がいいこと
1.テスト案件
このテスト案件というものが、クラウドソーシング上には当たり前に存在しています。私も最初は驚きました。ちゃんと作って納品するのにテストだから安いの・・・?と。
テスト案件は、ただ安く仕事してほしいだけでクオリティは普通に求められます。テスト案件と称して、クライアントが安く(営利目的で)クリエイターを使いたいだけのこともあります。
よほど興味がありトライしてみたい案件でなければ、テスト案件はあまりオススメできません。
2.業務内容があいまいな案件
募集要項に、業務内容が詳細に書かれていない案件が存在します。そういったクライアントの場合、いざ仕事を受注してみると、指示内容も曖昧であったり、デザインについてもふわっとしたイメージで伝えられることが多いです。
事前にしっかり確認しないと、想像以上の仕事量になりうることも。業務内容が曖昧な案件には気をつけましょう。
得たもの、感じたこと
1.実績・信頼
実際に案件をこなしていくと、想像通りで大満足、などの嬉しいお言葉をいただきます。そういったコメントが積み重なり、実績となっていきます。大切なのはクライアントとの信頼感だと強く感じました。
2.クライアントワークの経験
メッセージのみのコミュニケーションは難しいですが、丁寧・迅速に対応するように心がけました。ご依頼いただいた日にはまず案件に取り掛かるよう、納品スピードも心がけました。その甲斐もあり、今では長期でお付き合いできるクライアント様も見つかりました。
3.案件がきすぎてパンク
応募しないと案件に通らないと思って、複数の案件に同時に応募しまくっていました。そうしたら、あるタイミングを境に、突然複数の案件にどんどん通るようになりました。おそらくお仕事を数件こなした後あたりからだと思います。
結果的に対応しきれないくらい応募が採用されるようになったので、そのあとは計画的に優先順位をつけて対応しようとその時思いました。
4.飽き性には続かなかった
現在は、クラウドワークスでのデザインの仕事の受注は、長期的にお付き合いのある1社だけになりました。
途中でランサーズをメインにデザインの受注を開始してからは、クラウドワークスでは特に応募もしていません。
今後も、現段階ではクラウドワークスでの応募はあまり考えていません。
まとめ
クラウドワークスで仕事の受注を始めたばかりの頃は、自分のスキル不足やクライアントとのコミュニケーションの難しさに悩みました。
でも、続けることでクライアントとの信頼感につながり、たくさんの仕事を経験させてもらい自分自身もスキルの面でも成長しました。私にとってはプラスの経験になったと思います。これからのきっかけになりましたし、良きクライアントとの出逢いもありました。
最初につまずくのは皆同じです。私の記事を読んで、少しでもクラウドワークスの働き方に迷いを感じている方への後押しになれば幸いです。本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。